家計管理

ミニマルな生活と資産形成の関係

あやと

「お金持ち」と聞いて、どのような人物をイメージされるでしょうか。

有名な大富豪である、AppleのCEOの「スティーブ・ジョブズ」や、Facebook創業者の「マーク・ザッカーバーグ」を想像された方もいるのではないでしょうか。

彼らの服装は、ダイヤモンドやゴールドで着飾ったものでは無く、ジーンズやパーカーなどのシンプルな服装であることが多いです。

彼らのように、実は「お金持ち」の方々は、派手な生活を送っているわけではなく、質素でシンプルな生活・・・、すなわち、「ミニマルな生活」を心掛けています。

ミニマルな生活は、資産形成ととても相性が良い生活スタイルです。ぜひ、資産形成を目指しておられる方には、ミニマルな生活がどんな生活スタイルなのかを知っていただいて、これからの資産形成にお役立ていただきたいです。

この記事では、ミニマルな生活と資産形成の関係について解説するとともに、僕の実体験も交えながらご紹介させていただきます。

ミニマルな生活とは?

まず最初に、「ミニマルな生活」の意味について整理しておきます。

ミニマルな生活というと、過去にニュースサイトやメディアで騒がれていたような、ベッドやテーブルなども無く、狭い部屋で生活している「極端なミニマリスト」のような生活をイメージをするかもしれません。

しかし、「ミニマルな生活」の本来の意味とは少し違っていると僕は思います。

ミニマルな生活とは、「自分にとって、そのときに本当に必要な物を選び取って生きていく」ということなのだと思っています。

つまり、我慢して物を減らすのではなく、「その時々に応じて、自分にとって価値のある物を残していく」という考え方です。そのため、1年前には必要だった物を、「今はもう必要ない」と判断することもあるということです。

例えば、次のような行動もミニマルな生活の一つです。

  • 買った当時は使っていたが、現在は使っていない物を手放す
  • 本当に必要な物だけを残す、購入する
  • 衝動買いを減らす
  • 生活をシンプルに整える

このようなミニマルな生活習慣が身につくと、自然と支出が減り、資産形成が捗るようになります。

ミニマルな生活で資産形成ができる理由

ではなぜ、ミニマルな生活で資産形成ができるのかをもう少し詳しく説明します。

理由は大きく分けて4つあると僕は思っています。

①不要な物を買わなくなる

ミニマルな生活を意識しだすと、「不要な物を捨てる」ことになると思います。

「不要な物を捨てる」ことは、自分にとって「本当に価値のある物なのか」ということを改めて評価する機会となります。これは、「過去の自分の行動を否定する」という行動となることから、今後の資産形成にとって、ある種の劇薬となり得ます。

なぜかというと、「不要だから捨てる」と判断した物の中には、「実は買った意味がなかった物」、「ただお金を支払って部屋のスペースを圧迫していただけの物」も多く含まれている可能性が高いからです。

「全く使用していない物」、もしくは「数回しか使用していない物」は、購入当時にちゃんと「買わない」と判断できていれば、お金を無駄にすることは無かったはずです。

厳しい言い方をすると、「お金をただゴミ箱に捨てていたのと同じこと」なのです。

「不要な物を捨てる」という行動で、この厳しい現実に自分自身で気づき、後悔して、今後の「物を買う」という行動を改めることこそが、今後の資産形成における「大きな財産」となります。

「もう無駄な物は買わない・・・、もうあんな後悔はしない・・・。」と感じられるようになれば、本当に必要な物だけを選び取って、不要な物を買わなくなります。

結果的に支出が減り、資産形成のペースを加速できるようになります。

②広いスペースが不要になる

不要な物を捨てて、不要な物を買わなくなると、だんだんと部屋にある物が減ってきます。そして、収納ボックスや本棚などの「物を収納するための家具」も減らすことができるようになります。

そうなると、部屋のスペースが空くようになり、今までよりも狭い部屋に引っ越すこともできるようになります。また、狭い部屋に引っ越すことまではしなくても、今以上に広い部屋に引っ越す必要は無くなります。

このように、広いスペースが不要になると、より家賃の低い部屋に引っ越して固定費を減らすことも可能ですし、より家賃の高い部屋に引っ越して固定費が上がることを防止できます。

固定費を減らす、もしくは上げないかわりに、その分の浮いたお金を資産形成に回せるようになります。

③掃除の時間が減る

不要な物を捨てて、部屋のスペースが空くと、掃除がとても楽になります。

「家具の隙間や裏の掃除」、「小物を退けて掃除してまた戻す」といった手間のかかる行動が減ります。家具や小物が減ることで、今までよりも掃除する箇所も減りらせます。

また、床に物を置かなくなるため、掃除機や雑巾がけなどもしやすくなり、時間の短縮に繋がります。

このように、掃除に費やす時間を減らすことで、その浮いた時間を転職活動や副業などの生産活動に充てることができるようになります。

また、部屋のスペースが空くと、視野が広がり、汚れがこびり付く前に気づくことができます。そのため、特別な掃除用具がなくてもシンプルな掃除用具だけでも掃除が可能となります。特別な掃除用具を買わなくて済むため、その分の支出も削減することができます。

④思考がクリアになる

不要な物を捨てて、部屋のスペースが空くと、思考がとてもクリアになります。

部屋に物が多い状態だと、目に入ってくる情報が多くなるため、脳の処理に負荷がかかってしまいます。

また、物の数が多いと、「思考して判断する」という回数が増えてしまいます。

たとえは、「今日はどの服を着て行こうかな?」と、服の数が多いと「悩んで決める」という思考が発生します。翌日も「今日はどの服を着ようかな?」と、また思考します。

しかし、服の数が2着だけしか持っていない場合は、「今日はこっちを着て、明日はそっちを着る」といったように、思考がシンプルになり、回数も減らすことができます。

同様に、持っている靴が多いと、どの靴を履くかで思考します。

「昨日は赤色だったから、今日は青色にしよう。あ、でも黄色の靴の方が今日の服装には合うかも・・・。」

このように、持っている物が多いと、思考する回数が多くなりますし、内容も複雑になっていきます。

実は、人間は1日に思考できる回数の上限が決まっていると言われています。それは、思考すればするほど、脳に疲労がどんどん蓄積していき、最終的には疲労困憊で考えることができなくなるからです。

部屋に物が多い状態だと、朝起きた瞬間に、目から多くの情報が流れ込み、多くの思考を繰り返すことになります。そのような状態だと、仕事で職場に着く頃には脳には疲労が蓄積している状況になり、仕事の生産性も上がりません。

物を減らすことで、思考の回数や複雑さを無くし、シンプルで生産性の高い生活を送るようにできれば、給料を上げることに繋がったり、副業に多くの思考を割くことができます。

ミニマルな生活を始めるための4つのポイント

では、具体的にどのようにすればミニマルな生活ができるようになるのでしょうか。

ここでは、僕が実際に行った行動なども参考にお伝えできればと思います。

①使っていない物を手放す

まずは、使っていない物を整理することから始めてみましょう。

1年以上使っていない物は、これからも使わない可能性が非常に高いため、思い切って手放しましょう。ただし、思い出の品や自分にとって価値の高い物は、無理に手放さなくても大丈夫です。

手放す方法ですが、基本的にはゴミとして捨ててしまいましょう。捨てることで、「次はちゃんと考えて買うようにしよう」という意識が芽生えます。

実際に僕が物を手放したときにポイントだと思ったことを参考に1つご紹介します。

それは、人からもらったプレゼントや手紙です。このような品は無理に捨てる必要はありませんが、使ったり飾ったり読み返したりしておらず、タンスの奥深くに眠っているだけなのであれば、正直手放してほしいところです。

このようなときに僕が実際に行ったのは、「写真を撮って、そのデータをスマホやパソコンに残しておく」ということです。

このようにすることで、物自体は捨ててしまっても、容易に写真を見返すことができ、相手の思いを感じることができます。

②フリマサイトも使う

高価な物や家電は「捨てるのがもったいない」と感じられ、なかなか捨てられないかもしれません。

僕も家電はなかなか捨てられませんでした。特にテレビなどの大型の家電は、粗大ゴミとして処分する必要があり、面倒に感じたため、なかなか捨てられないでいました。

そのため、僕はメルカリを使用して、テレビを必要としている方にお譲りました。多少のお金も入りますし、購入者にこれからも大事に使ってもらえると思うことで、捨てることよりもハードルが低く感じられました。

メルカリには、梱包を運送業者にお任せできるサービスもあります。僕もテレビ台からそのままテレビを運送業者に回収してもらったので、面倒なことはほとんど無く、無事にテレビを手放すことができました。

他にも、書籍やゲーム、アニメグッズも大量にあって捨てるのが大変だったため、メルカリでまとめて売却しました。段ボールに詰めるのは自分で行いましたが、運送業者に自宅まで回収しに来てもらいました。

このように、大量にあって重くて捨てるのが大変だと思う物もフリマサイトを活用すると、効率よく手放すことができます。

③欲しい物リストを作成する

欲しいなと思った物があったときは、衝動的に買わずに、とりあえずECサイトでその商品をお気に入り登録して、スマホのメモ機能に残しておきましょう。

このように、スマホに欲しいものを記録していくことで、いわゆる「欲しいものリスト」ができます。

この欲しいものリストの良いところは、衝動的に物を買わずに、一旦リストに残すことで、冷静になる時間を確保できることです。

この状態で、できれば一週間以上、難しければ2~3日程度は買わずに時間を置きます。すると、リストの中のいくつかの商品は「別に今買わなくても良いや」と冷静に判断できるようになっています。

しばらく日数を空けても、「やはり欲しい」と思えるものは、本当に自分にとって価値があると判断している物になりますので、買っても後悔する可能性は低いでしょう。むしろ、満足度の高い買い物ができるようになります。

僕も楽天市場で物を買うことが多いのですが、欲しいと思った商品は、とりあえずお気に入り登録して、スマホのToDoにメモしています。そして、一週間以上は買わないようにしていますが、その後にメモを見返すと、ほとんどの物は「買わなくても良い」という判断になっています。

どれだけ、衝動的に買うことが無駄遣いに繋がるかがわかりますね・・・。

④今すぐ必要な物だけ買うように心掛ける

これは今日明日などで、直近ですぐ必要となって使う物は買っても良いのですが、「数日後に使うつもり」とか、「夏になったら使うはず」とか、そういった少し遠い未来のために”今”買うことはやめましょう。

例えば、僕の場合は、「あと数日で野菜が無くなりそうだからキャベツやトマトを買っておこう」などと思って、生鮮食品を買っておくことが多かったのですが、結局そのタイミングになると、別の食材を食べたくなるとか、飲み会が入ってしまって腐らせてしまうということが多くありました。

他にも、「まとめ買いがお得だから」という理由で、柔軟剤をまとめ買いしておいたことがありますが、結局今では「柔軟剤は洗濯槽に汚れが溜まるから使わない」となり、まとめ買いしておいた柔軟剤を買った金額よりも安くメルカリで売り払らうことになりました。

このように、「今すぐ必要で無い物」や「今すぐ使わない物」は、将来の自分が本当に必要と感じるのかわかりませんので、「必要になったとき」に買うようにしてお金の無駄遣いを減らしましょう。

まとめ:ミニマルな生活は資産形成を加速させる

いかがだったでしょうか。

ミニマルな生活は、単なる節約術では無く、「自分にとって本当に大切な物を見極める」生活スタイルです。

この考え方を取り入れることで、最終的には「物」だけではなく、「人間関係」や「事柄」に関しても、だんだんと「自分にとって価値のあるもの」を選べるようになっていきます。そうして、経済面だけではなく、精神面や生活満足度もより良い方向へ進めていくことができるようになります。

その結果、良い好循環が生まれ、より資産形成がスムーズに進むようになるはずです。

成功の秘訣は、「極端なこと」をするのではなく、「自分にとって必要なものを見極めること」です。そのようにして、少しずつ自分の生活をよりシンプルに整えていくことが大切だと僕は感じています。

この記事が、少しでも読まれた方の参考となることを心より願っております。

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はじめまして。当ブログを運営しているあやとです。20代で借金100万円を抱えていましたが、資産形成を行っていくことで少しずつお金の不安から解放されつつあります。このブログでは「借金からの再スタート」「節約と家計管理」「株式投資での資産形成」をメインテーマに、資格・副業・健康・読書など、暮らしや学びに役立つ情報もシェアしていきます。同じようにお金に悩んでいる方に「一歩踏み出すきっかけ」になれば嬉しいです。
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